借金返済に遅れるとブラックリストに名前が載る。と聞いたことがありませんか？
金融機関でお金を借りる際の審査において、この人は過去にいくら借りて返済は滞っていないかを調べる必要があります。

そのような情報には名前、生年月日、性別、住所、職業などの一般的な個人情報とともに借入金の金額、契約内容、返済状況なども細かく収集されています。
そういった情報を管理しているのが全国銀行個人信用情報センター、シー・アイ・シー、日本信用情報機関という３社の個人信用情報機関です。

これらの機関には、銀行、カード会社、信販会社、保証機関、消費者金融、携帯電話会社などが加盟しており、みんなで情報を共有しあっています。
過去の借入で返済が滞っていたり未払いがあったりすると、それが情報に記載され、借り入れの際の審査が通らなくなるのです。
忘れてはいけないのが携帯電話料金の支払い延滞です。

クレジットカードで支払いをしている人は延滞情報が載るので注意が必要です。
ちょっとぐらい遅れてもいいか・・が度重なると、それが仇となって
住宅ローンが組めなくなるということもあるのです。

「ブラックリスト」という延滞者が載った名簿があると勘違いしている人がいますが、そうではなく借入、返済状況が記載された情報をみんなで共有して危険な客にお金を貸さない、取りはぐれないようにするために利用されているのが個人信用情報なのです。
例えば、クレジットカードでキャッシングをしたとして、返済延滞期間が３か月以上になると事故情報として信用情報に記載されます。

一度事故情報が載ると、機関にもよりますが延滞で最短で１年、長く掲載する機関では５年間も事故情報が掲載されることになります。
借金返済の延滞経験がある人は、自分の信用情報がどうなっているのか気にかかるのではないでしょうか？
そういった人には信用情報の開示ができます。

最近はネットから開示申し込みができるようになったので、気になる人は申し込んでみてください。
もちろん、郵送や直接窓口での開示手続きも可能です。
必要書類としては、開示請求申し込み書、手数料、本人確認書類２通など。
機関によって必要書類も違うので、確認してみてくださいね。