個人間融資で借りたい

消費者金融や銀行でのキャッシングができないし、カードローンが作れない方は審査に何らかの問題がある方です。

審査の甘い中小消費者金融に行って借りられないとなると、頭を抱える状態になります。それでもお金を借りたい方は個人間融資の利用を思いつく、そうだ、ここで借りたいと思っている方も少なくないようです。
 

個人間融資サイトの危険性

このサイトは、希望額の書き込みをすることで、お金を貸してくれる人を探すことができます。
お金を貸してくれる＝支援を後押しすることから、個人支援サイトと言われています。

相手は個人なはずで、金融機関は入っていないことが前提ですが、詐欺業者と闇金も多く含まれているのでご用心。一部の個人間融資サイトは、ヤミ金が運営している可能性もあります。安全性の高い優良サイトの紹介をしている場合もありますが、その信憑性はゼロです。

では、借りない方が良いのではないか？
当然そういった意見が大半ですが、お金を借りたい方にとっては、馬の耳に念仏かもしれません

個人間融資の書き込みは毎日続く

個人間融資のメリットは審査が存在しないことです。
借りたい人はニックネームと年齢、性別、コメント、希望額の書き込みをするだけです。
一方、貸したい人もいくらぐらいまでならOKと書き込みがあります。

そのような方にメールを送っても良いですし、貸してくれる支援者を待っていても良い。
それで、数万円の現金が入手、生活費の足しになる可能性があります。こんなに簡単に借りられる、それが個人間融資サイトの良いところと公表されていますが、違法性は大いに疑われています。
 

個人間融資のデメリット

返済については、実際の交渉になり、コメント欄の記入はないです。
ということは、消費者金融のような業者のように確かな情報なしでコンタクトを取る。相手がどんな人かわからず、お金を借りることになり、闇金融かもしれない、そんな危険性をはらんでいることがデメリットでしょう。

個人間融資専用サイトには管理人が存在していますが、責任などはありません。
利用方法のところには、トラブルには一切無関係ですと明記してあります。ただ、闇金融や反社会的団体の書き込みは排除してありますと書いてあるサイトもあります。信じるかどうかは人の勝手です。
 

個人間融資は個人ではない

個人間融資に否定的な見方をしている方もほとんどが、貸す側がヤミ金か目的が別のものにあることを指摘します。ヤミ金の目的は、とにかく少額を貸して大金を奪い取るだけです。

別の目的は、
 

• 女性をターゲットにしたわいせつ行為
• 支援目的を語った出会い系サイト
• 保証金だけを先に受け取って、実際にはお金を貸さない保証金詐欺
• 口座番号だけがほしいヤミ金業者（犯罪の架空口座を作るため）
• 大手消費者金融の名前を語った偽貸金業者
• 個人情報目的のヤミ金業者

などが横行していると言われています。
 

多重債務者、ブラックを食い物に

審査落ちしてしまったブラックリストが個人間融資しか利用できないことをいいことに、信用情報は無関係でお金を貸しますというのが個人間融資の専用サイトです。金利については、話し合いましょうと言いながら、暴利な数字の提示をするならまだましだと言います。

最初からあの人たちは、どうやって騙そうかとか、闇金利で貸付、支払いを命じ、返済に困っていると個人情報の流出や犯罪に利用されてしまいます。個人間融資のトラブル被害者、ヤミ金被害者が犯罪者になってしまった事例もあります。

正規の金融業者の審査落ちで、手軽にお金を借りたい。
個人間融資そのものが、貸金業法無関係の無法地帯であることを再認識した場合、
ここは危ないという危機管理を持ってほしいところです。