どうしてもお金借りたいときに、金融機関に融資の申し込みをするというと、
一昔前なら、銀行の窓口などに並ばなければいけないイメージがありました。
自動契約機というものが登場してからは人に見られることなくなり、
ずい分と抵抗なく、借り入れがしやすくなっています。
自動契約機は銀行の建物内に設置されている他、街角など銀行の外にもあることも、
平日の営業時間外の夜遅い時間でも、オープンしているのが利用しやすさにつながっています。
自動契約機や無人契約機は平日だけでなく、土日祝日も遅い時間まで営業しているところが多数あります。
いつでも開いているのだから、どうしてもお金借りたいときがきたら、
いつでも借り入れできると思われがちかもしれませんが、
初めてのときは、時間や日数に余裕を持って申し込んだ方が無難です。
銀行カードローンや消費者金融キャッシングは、一度契約ができれば、
利用限度額の範囲内で何回でも借りたり返済したりできますが、
1回目の利用時だけは、審査に通る必要があります。
その審査では申し込みフォームに入力する勤務先に在籍確認の連絡を入れ、
確かに働いているという確認を取る決まりになっています。
土日祝日に申し込みをしたら、すぐに審査に入ってはくれるのですが、
勤務先がお休みの日でしたら、連絡をしたところで、誰も出ずに在籍確認を取れない状態になります。
在籍確認が取れるまで審査がストップしてしまいますので、勤務先の次の営業日になるまで審査が進まず、
契約ができないので、融資も受けられないということになります。
職場によっては、土日祝日も24時間交代で勤務しているというところが増えていますから、
関係ない方にとっては、キャッシングの申し込みもスムーズです。
すぐにどうしてもお金借りたいという緊急事態には、金融業者の営業時間をチェックするのと同時に、
在籍確認があることも念頭に置いて、申し込みの予定を立ててください。
金融機関によっては、在籍確認のやり方が電話連絡ではないところもあります。
給与明細書や健康保険証などを提示することで、確かにその会社で働いているという確認をするのです。
ホームページを見て、申し込み時に用意する、必要書類をチェックしてみるといいかもしれません。
電話で在籍確認を行っているところは、身分証明書として運転免許証や健康保険証、
パスポートなどから1点を用意し、希望融資額が他社からの借入れも含めて、
合計100万円以上になる場合は、収入証明書も必要などというところがほとんどです。
在籍確認の行い方を知りたければ、お電話で緊急事態であることを説明した上で、
直接問い合わせてみるといいかもしれません。
たいていの金融機関は通話料無料の窓口を用意しているので、聞くだけならタダです。
一度に複数の金融機関に申し込みをすると、そのことが原因で審査落ちします。
試しにあちこち申し込みをすると、その情報が信用情報機関から消えるまで、
数カ月間待たなければ、審査に通りにくくなりますので、行わないようにしましょう。