お金が必要な場面はたくさんあります。普通に生活していても食べるためにお金が必要になりますし、家賃や住宅ローンも払わなくてはいけません。必要経費なので食費も毎月かかる固定費と考えていいかもしれませんね。
そういって考えると光熱費や水道代、新聞代なども固定費ということになります。それら必ず必要なものを支払うために働いていかなければいけないのですが、それだけでは足りません。もちろん貯金もしていることでしょう。それ以外にも急に必要になるお金というのが予期せぬところで発生するのです。
そのようなときにはどうしたらいいのでしょうか。有無をいわせずに急にお金が絶対に必要になる場面というのはそうそうあるものではありません。それでもお金があったらいいなというのは日常的に発生しているものかもしれません。
例えば頻繁ではないにしても、身近な人の不幸や会社の同僚の家族の不幸などすぐにお香典が必要な場面というのがあります。関係が近ければそれなりのお香典の金額になることでしょう。
クレジットカードのキャッシング
そのようなときに手持ちにお金がない、銀行のお金は使いたくないということもあると思います。そうした場合に銀行でお金を借りようということになるのですが、クレジットカードのキャッシングで済ますということもあるでしょう。急場しのぎにはもってこいですが、それにも利息がかかるのです。
翌月一括払いにしても利用した日からの締め日までの日数計算で利息を支払うことになるのでかなりシビアに計算されるのです。それでもクレジットカードさえ持っていれば急な出費にも十分備えることができるので、その便利さには代えられないという人も少なくないでしょう。
利息が付かない場合もある？？
利息が付かない場合がある？というと気になってしょうがないという人もいることでしょう。これは大手消費者金融会社などが行っているサービスです。消費者金融会社の主力となっている金融商品がカードローンなのですが、そのキャッシングについて30日以内に返済すれば金利手数料が無料になるというサービスなのです。つまり30日以内の返済であれば利息がかからないというものですね。
クレジットカードのキャッシング機能を利用してしまえば翌月一括支払いでもしっかりと利息を支払わなければいけないのとは対照的と考えていいでしょう。クレジットカード利用者には翌月一括払いは利息がかからないと考えている人も多いと思います。それはショッピングの場合の翌月一括払いに利息がかからないのであって、キャッシングにはしっかり利息がかかるということを知っておかなければいけないのです。
クレジットカードにもカードローンにも利用するには審査が必要
クレジットカードを利用するにもカードローンを利用するにも審査が必要です。カードローンの場合は借入れということですから、審査があっても当然と思うのですが、クレジットカードの場合は借入れをするものではないので審査があるのは考えてみると不思議な感じがします。
しかし、クレジットカードを持つということはそれだけで利用限度額までは無条件で買い物ができますし、キャッシングもできます。ショッピング枠とキャッシング枠を別物と考えている人も少なくないようですが、ショッピング枠の中にキャッシング枠があると考えたほうがいいでしょう。
あるクレジットカードでは利用可能限度額が50万円に設定してあるとするとショッピング枠はそのまま50万円まで利用可能であり、キャッシング枠も同額の50万円までの利用可能の場合もあれば、30万円までに利用が制限されている場合もあります。
最近の傾向としてキャッシング枠を全体の利用可能限度額よりも少なめに設定することが多いようです。いずれにしてもクレジットカードを持つということは利用可能限度額までのショッピングやキャッシングを保証するものですから、持っているだけで借入れをしているということではないのですが、自由に買い入れができるカードと考えたらいいでしょう。
そういった意味ではクレジットカードのキャッシング機能はカードローンと同様と考えていいかもしれません。
お金が必要なときはクレジットカードとカードローンはどっちがいい？
キャッシングの使い勝手の良さという面ではクレジットカードもカードローンも同等と考えていいでしょう。クレジットカードの場合はそれからさらにショッピングにも使えるのでカードローンに対してアドバンテージは高いと言えます。
そしてクレジットカードは持っているのが普通であるのに対して、カードローンの場合はどうしても借金あるいは融資してもらっていることになるので人にローンカードを見られるのが恥ずかしいという気持ちになりがちです。もっともカードローンのほうが短期間の借入れでは利息がかからないというメリットもありますし、できるだけ高額融資ができるような利用額に設定していると急な出費にも余裕をもって対処することができます。
もちろん借金ですから、返済しなくてはいけません。返済することを考えて借入れをしないとあとで大変な目に遭うことになるので、利用は慎重に行わなければいけないのはいうまでもないのです。
