お金が必要だけど、貸してくれるところがあるのだろうか…そのように気にする人も多いことでしょう。カードローンの申込みをしても審査に通るのかどうか不安になるという人は自分の属性が低いと認識している人かもしれません。
この属性というのは、金融業界ではよく用いられる言葉です。属性が高いと融資を受けやすく、反対に属性が低いと融資が受けにくいというものです。簡単な例では勤務形態があります。正社員で働いている人とパートアルバイトで働いている人では当然のことですが、正社員で働いている人のほうが属性が高いということになります。融資の条件の中に書いてあるものに「安定した収入」というのがあります。
これはまさに正社員の人にあてはまるということになるのです。パートアルバイトでもきちんと毎月決まった日数を働いて安定した収入を得ることができますが、立場が安定しているかどうかを考えると正社員のほうに当然のことながら分があると考えていいでしょう。
また、正社員だからといって無条件で借入れができるというわけではありません。勤続年数が数十年という人と勤続年数が数年という人では属性がかなり違ってきます。当然のことですが、勤続数十年という人のほうが属性が高いのです。このように様々な面で属性の良い悪いが決められているのです。
属性が悪いと借りることができないの?
属性が悪いあるいはよくないということで審査に通らない人も少なくないでしょう。それではどの金融機関も融資をしてくれないのかというとそうでもありません。銀行が貸してくれないのでしたら、大手消費者金融会社に融資の申込みをしましょう。
大手の消費者金融会社からも融資を受けることができなかったら中小消費者金融会社のカードローンに申込みをするのです。そこでも融資を受けることができなかったら街金といった小規模の消費者金融会社があります。このあたりになってくると独自審査を行っているところが多くなってくるので、そのときにしっかりと働いていること、連絡が取れることが条件で融資を受けることができるでしょう。
中には属性が低すぎてブラックという人もいるかもしれません。そういった人も街金ではあるいは融資を受けることができるかもしれないのです。ただし、気をつけなくてはいけないのが申込みブラックです。下手な鉄砲も数打てば当たるのでは?と考えて融資の申込みを数多くする人がいるのですが、この場合、審査に落ちたという情報を金融機関は共有しているので、銀行や大手消費者金融会社などでは審査に通ることはできないでしょう。
他社の審査を落ちているということはそれなりに属性が低いか、何か問題を抱えていると判断されるからです。ですから、融資の申込みをする際には、これはと思った消費者金融会社に的を絞って申込みを行ったほうが良いでしょう。街金などでは、各街や市部に1軒しかないという形態のものが多いです。
そのような街金は申込みブラックのような情報共有をしていないことも多いので、審査に落ちまくったという人は街金を頼ったほうがいいかもしれません。